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こんにちは。

今日も “マフィンを焼く者たち“ に来てくださってありがとうございます。

家の近所に、サーカスが来ている。

もちろん、期間限定。

小学生の長女が学校から割引券をもらってきたのでぜひ行きたいと思っているのだけど、割引券は2枚。

我が家は4人家族。

2枚しかないから皆んなで観にいけないね、

なんて悲しそうな表情をして可愛らしいことを長女が言うのだけど

なんてことはないね、お金を出せば皆んなで観に行けるんだよと言ったら安心していた。

私はサーカスを観たことがない。

だから想像でしか知ることはないのだけど、

私の中でサーカスと言ったら

いしいしんじさんの本「プラネタリウムのふたご」。


これを読んだのははるか昔なので明確には覚えていないし、ここに出てくるのはサーカスではなくて確か手品巡業だったかと思うけど

その辺がごっちゃになりながらも私の中でサーカスといえばついこの物語が浮かんでしまう。

表の華々しい世界とは違うそのサーカスの内情は、少し闇のような世界の中にあってたくさんの秘密を隠している。

そんなことを勝手に想像してみるものだから、純粋にサーカスを楽しむだろう娘たちの隣で、きっと私はまた違う楽しみ方をしてしまいそうで、


それも楽しみなのだ。

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